春眠2006-03-19(Sun)
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ガタン!車体が揺れる衝撃で目が覚めた。「あれ、着くには未だ早いだろう?」
どうやら単線のためすれ違いに止まったらしい。程なく対向列車とすれ違うとまたゆっくり走り出した。夜中に空港に着いてすぐ夜行列車に乗ったのでうたた寝をしていたらしい。周りは畑なのか平らな地面が続いている。薄暗い中、霧がかかっていてよく見えない。一人で申し込んだイタリアツアーの初日です。
朝の通勤ラッシュを横目に、夜行列車は悠々とターミナル駅に滑り込む。現地のガイドに連れられてホテルでチェックイン。お昼から美術館に行くので部屋で簡単な身支度をする。
その時に気が付いた。ショルダーバックに入れておいたデジカメを盗られた! おそらく夜行列車の中でやられたのでしょうとガイドさん。被害届を出すが、戻ってくる可能性は低いみたいな事を言われる。ショボ〜ン(-_-)
**************************ホントに読みます?
暇なんですね^^
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川沿いの歩道は石畳で整備され、ガス灯が並んでいる。少し上り坂の道を歩いていくと、先には屋根に幾つも塔が立ってるような建物が見えた。あれがこれから行く美術館らしい。スーツケースに入れておいた一眼レフでスナップを撮りながら、周りの人についていく。う〜ん、もっとゆっくり行きたいけど、団体行動だしな〜。撮っては駆け足で追いつく事を繰り返しながら美術館へ。
中は天井がもの凄く高く、歴史を感じさせる厳かな造り。高い窓から差し込む光が美しい。少し前を他の日本人ツアーが歩いてる。その中の一人がその光にカメラを向けている。気になってよく見ると、盗られたカメラと同じ機種。そう言えば彼らも同じ列車に乗っていたのを思い出した。勇気を出して訊ね近くで見ると、カメラには見覚えのある傷が。以前自分がぶつけて付けた傷跡がある。最初はとぼけていた相手も、こちらが強い態度に出るとあっさり非を認め謝ってきた。気分は悪かったが旅行中だし面倒は起こしたくない、カメラも無事に戻った事だしと和解することにした。
ところが彼との言い争いの最中に他のツアー客は先へ行ってしまったらしく、あたりを見回しても見覚えのある人は誰も居ない。さーて困った。自慢じゃないがイタリア語なんて全然出来ないし、ホテルの名前も部屋番号も覚えていない。マンマミーア!(>_<)
と思ったら、地下街に通じる通路に見覚えのある服を着た一行が。良かったー、と後について通路へ急ぎ地下街に入ったところで追いついた。「やぁ遅れてすいません」と声を掛けようとして唖然、全然別の人だった。今度はホントに困ったぞ。(*_*)
これは夢なのでは?とこの時最初に思った。だいたい一人でイタリアに来られるはず無いだろう?そんなことを思いながら地下街の中をうろうろしたら右も左も判らなくなって、地上に出てみれば全く見たことがない通り。それにしてもイタリア語は全然判らない。聞いても聴いてもさっぱり要領を得ない。でも、商店もあるし駅からはそれ程遠くないだろうなと気楽に考え、駅へ戻る道を探すことに。(なんで地図も持たずにうろつくかな〜^^;)
いつしかまた川沿いの道に出たところで、折り畳み椅子に座って絵を描いている日本人の女性を見つける事が出来た(^^)v 彼女は絵の勉強をしにこちらに来ていて、もう2年位になるという。「こうして川沿いを歩く人たちをよく描いているんですよ」みたいな話をした後、駅へ戻る道を訊いてみた。二本ある大きな川のもう一本が最初に通った川らしい。「そこまで行ければ戻れるでしょう」と礼を言って、通りを言われた方に歩いていくといつの間にか下町の工場地帯のような所に出た。ベスパやチンクェチェントの廃車が山積みにされていて、あたりにはオイルの臭いが漂っている。
急に写真を撮りたくなって古い工場や看板、電柱や廃車を撮って歩く。曇り空が暗くなり今にも雨が降りだしそう。う〜んいい雰囲気!(~o~) 悦に入って写真を撮っていると、近くの工場主らしいおやじさんが出てきて「なにやってんだ!」「最近この辺りで部品泥棒が出とるが、お前だな!」と大声で詰め寄ってくる。いつの間にかイタリア語が片言話せるようになっていて、懸命に弁明するが聞き入れてもらえず、「盗んだ部品を日本で高く売ってるんだろう」「こてんぱんにのしてやる」と仲間を呼ぶ。これは絶対夢だ! でも追いかけてくる!
冗談じゃないよと逃げ出して、幾つも狭い路地を曲がった所で一軒の玄関が土間のように開いているのを見つけて逃げ込んだ。男たちの声が遠くなっていくのを聞きながら辺りを見回すと、なんか日本の昔の土間に似ているなぁ、作りは石だけどなんか似てるところがあるなぁ、などと感心しながらしばらく潜んでいた。そのうち雨が降り出し男たちは引き上げていったようだ。。。
夕方に主が戻ってきて、土間にいる日本人を見て驚くのは当然。危うく警察に通報されそうになるのを、今までの事を話して今度は解ってもらう。いつの間にかイタリア語がペラペラになっているのだ(^_^)v。
ここの家の主は中年の女性で、チーズ作りに魅せられてここに工房を持ち、一人で暮らしているらしい。話が弾んで夕飯をご馳走になることに!(^^)!。
これは夢?また思った。そしてここでホントに覚めました。(^_-)
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時計を見ると7時45分。
やば〜い、開店準備が間に合わない!(>_<)
Comment
すごい記憶力!!!
夢でもいいな、そんなに覚えていられるんだもの。
イタリア語も喋れるようになったし、マンマのごはんも食べれたし
めでたしめでたしですね。
こりゃー、完全に欲求不満ですねぇ
どこかに遠征して写真を撮らなければおさまらないかも・・・
それにしても、夢の中とはいえ数時間でイタリア語マスターとは凄いですぅ
私の場合、中国に言った夢では・・・
全然わからなかったのが、突如日本語にしかも熊本弁に聞こえてきたことがありますけれど…夢だからねぇ…
くだらない夢物語をお読みいただき、ありがとうございます。m(__)m
写真撮りに行きたいですね〜〜〜!
やはり願望が出てきてるのかなぁ〜^^?
それにしてもリアルでこんなに覚えていたのは初めてです。
夢の中で夢だと何回も思ったのもね。
> イタリア語も喋れるようになったし、マンマのごはんも食べれたし
イタリア語は喋れるようになりましたが(オイオイ)、美味しいチーズは食べられなかったのですよ。夕飯をどうぞというところで覚めてしまいました^^;
> 突如日本語にしかも熊本弁に聞こえてきたことが・・
今となってはホントにイタリア語だったかは、かなり怪しいかも〜(^。^;
ご無沙汰してます。
いやー大変な目に会われましたね。夢だと判っても、ハラハラ・ドキドキが伝わってきました。 それにしても、私は最近夢をみていません・・・・
ん?イタリア?
戻って掲示板見たけど何にも書いてない
そして再度ここに来て発見!
一番上に「夢」と書いてある(笑)
途中まで真面目に読んで カメラは首にぶら下げておかないとダメじゃん
って思いながら読んだのでした(笑)
だって盗まれる事は多いにありうる事なんだもの
美術館にいたっては 思わずフィレンツェの美術館を思い浮かべてしまった(笑)
ローマだったら日本人はすぐ狙われて たかくくってる人はだいたい何かしら取られるから・・(笑)
それにローマ市内は観光バス禁止で地下鉄か市営の観光バスでないと回れない
( 観光以外の人は絶対乗ってはいけない観光用バスが走ってます
冷暖房完備のバス )
だから余計リアルに想像してしまった(笑)
楽しい夢物語でした(^−^)
2006-03-22 16:40 | URL | yume [編集]
僕もふだんから見る方では無いと思うのですが、忘れてるだけかも知れません。寝たと思ったらもう朝、って事がほとんどです^^
今回は妙にリアルだったので、お昼休みに書き留めて置いたのを夜アップしました。
どうも、妄想癖があるわけではありませんので。。。^^;
yumeさん流石に詳しいですね。
そっか、こんな夢見たのはyumeさんの責任が大きいですね。最近のドイツのアップといい、以前のヨーロッパのページも大変面白く印象に残ってます。そのせいで行きたくなってるんですね!(オイオイ^^;)
> だから余計リアルに想像してしまった(笑)
そうなんですか。
現地の事情はほとんど知らずに見たままを書いてます。行くあても予定も無いので、ガイドブックなんかも読んだこと無いしなぁ。
果たしてこの先チャンスは訪れるのでしょうか^^?
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一気に読み終わりました!
kazuさん、正夢?写真を撮りに遠くへ行きたい願望・・・かなりあるかも・・・
2006-03-19 22:15 | URL | harasawa [編集]